2年ほど前、高速道路（上信越道）から見えた妙義山にひとめぼれし、去年の１２月は念願かなって妙義神社に参拝した後、妙義山の中間道ルートをほんの少しだけ歩いた。そのときの記事は↓。
あれから１年。今年の秋は熊さん騒動に身も心も翻弄され、山歩きは避けてきたが、山に入らなくても妙義山を間近で見られる場所があると知る。
『遥か彼方へ』の旅人さんのブログ記事で紹介されていた妙義山パノラマパーク。
今月中に行きたいな、と思っていたら、12月8日に妙義山の一部で林野火災が起き、10日には鎮圧したと発表があったが、完全鎮火ではないという。
どうしよう。山の中に入るわけではないし、鎮圧したということだから、近くまで見に行くのは大丈夫だよね？と思って、予定通りでかけることにした。妙義山の魅力は、その荒々しい美しさにある。英語の"rugged beauty"という表現がぴったりの山だ。
駅を後ろにして左折、数分歩くとこの標識が見えてくるので、妙義山方面に右折する。
道中、こんなふうにずっと妙義山が左手に見えるので、舗装道路の味気ない歩きも苦にならない。緩やかな上り坂がしばらく続く。
道の駅みょうぎまで1.5キロという標識が見えてきた。
森林の中を続く舗装道路を歩く。傾斜がややきつくなってくる。からすうりがたくさんなっていた。柿が大好物の熊さん、からすうりも食べるのかしら？
去年妙義神社まで歩いた道と同じルートなので、懐かしさがこみあげる。ああそうそう、ここ歩いたっけな、って。4倍ズームで右に柿の木、左に小さく「大」の字が見えている。この「大」の字は、妙義神社の「妙義大権現（みょうぎだいごんげん）」の「大」の字を妙義山の中腹の絶壁に掲げた巨大な標識で、江戸時代に神社にお参りできない人が代わりに手を合わせるためのものだという。
妙義神社の大鳥居が見えてきた。神社には帰りに寄ろう。
この鳥居から10分ほどで妙義ビジターセンターに着く。建物の背後に聳える妙義の山に圧倒される！表妙義の白雲山標高1,104メートル。
こちらも妙義の山々。ビジターセンターの駐車場から写真を撮る。下の写真、左側に見えるのは金洞山標高1,094メートル。
こちらの写真の左は、金鶏山標高856メートル。
ビジターセンターの中にはさまざまな展示物があり、妙義山の写真展も開かれていたが、写真撮影は不可だったのでみなさんにお見せ出来ず残念。
この後、道の駅みょうぎでいろいろ買い物をして、厚着をして歩いたら汗をかくほど暑くなったので（11時半ごろの気温は12℃くらいあったかな？）ソフトクリームを食べる。美味しい！！！
ここから道を下って妙義神社へ。総門を守る仁王像は向かって左が「吽形」、右が「阿形」。
この長くてきつい階段（165段）を上りきると、本殿が見えてくる。
黒塗の本殿は実に美しい。
帰りは回り道の緩やかな階段を下りていく。途中、登山道入り口があったが、「山火事の影響により、入山規制中」との札が下がっていた。
ここから去年もランチを食べた古民家カフェ桑庵へ行く。
マスターと少しだけ話をした。妙義山の火事はお店には直接影響していないが、時々煙の臭いがするという。早く完全鎮火するといいですねという思いで一致した。
ランチはここの人気メニューガレット。本日のデザートはチョコレートケーキ。どちらもとっても美味しかった！！
古民家カフェ桑庵の近くから見える妙義山。
帰りは去年と違うルートを経路案内を利用して歩いたところ、妙義の山がくっきりはっきり見えて大感激！！
名残惜しくて何度も立ち止まり、妙義の姿をしっかり目につけた。
あ！しまった！ビジターセンターで妙義山をバックにセルフィー撮るの忘れちゃった！！！もう少しで駅に着くところまで来て気づいたので、道路の真ん中でセルフィー（この道、車がほとんど通らない）。
帰りの電車の中から見えた、真っ白な浅間山。綺麗～。（4倍ズーム撮影）
お疲れ様。朝8時過ぎに家を出て、午後4時少し前に帰宅。全行程約11キロの距離を2時間20分で歩いた。
松井田駅→妙義ビジターセンター（妙義山パノラマパーク）（59分、4.8キロ）道の駅みょうぎ→妙義神社（5分、665メートル）→古民家カフェ桑庵（33分、2.4キロ）→松井田駅（46分、3.1キロ）
わたしにしては久々の長距離ハイキング。山道と違って舗装道路を歩くのはあまり快適ではないけれど、気になっていた外反母趾もほとんど痛みがでず。膝痛もなく、無事帰宅できたよ～。良かった。
普段、ハイキングや旅行先ではあまり物を買わないのだが、今回は妙義山愛が強すぎて、買わずにはいられなかった 笑。
道の駅みょうぎで買ったもの：
乗り換え駅の高崎駅構内で買ったもの。
だるまは、縁起・招福を願うために買った（商売繁盛は必要ないので）。願をかけながら向かって右側の目（だるまの左目）に入れた。願い事は無事かなったときにお話ししますね。それまでは秘密にさせてくださいね～ 笑。
